鼻腔共鳴の感覚が分からない!簡単な解決法やさらに極める練習法まで徹底解説!

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こんにちは!
歌い手研究所のカサネです!

・鼻腔共鳴ってどうやるの?
・鼻腔共鳴の感覚が分からない
・鼻声とは違うの?

本記事はこんなお悩みを持つ方におすすめの記事になっております!
ぜひこの記事を読んで鼻腔共鳴をマスターしちゃいましょう!

鼻腔共鳴ってなに?どんな感覚?

鼻腔共鳴とは、鼻の奥にある「鼻腔」という空間に声を響かせる発声方法のことです!
鼻腔に声を響かせることで声に美しい倍音がかかるなど様々なメリットがあります。

そのため、現代の多くのシンガーがこの鼻腔共鳴を使いこなしています。

鼻腔共鳴のメリット

①声に美しい響きを与えてくれる

鼻腔共鳴は声に豊かな響きを与えてくれます。
鼻腔内で声が反響し、声に倍音を与えてくれるからです。
そのため表現力を高めるためにも美しい発声にするためにも鼻腔共鳴は役立ってくれます、

②声量が上がり、大きな声が出やすくなる

鼻腔共鳴は声量を上げてくれる効果もあります。
メガホンをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
メガホンは筒の中で声を何度も反響させて声を大きく聞こえるようにしてくれますよね?
それと同じことが鼻腔内で行われるため、鼻腔共鳴を使うと声量が上がります。

③ミックスボイスの習得につながる

鼻腔共鳴は高音の発声練習にも役立ちます
音楽の授業などで頭の上から声を出すイメージと指導されたことはありませんか?
鼻腔共鳴はまさにそのイメージで練習をするのですが、その感覚が高音発声やミックスボイスの声の出し方に通ずるところがあるのです。
そのため鼻腔共鳴の練習はミックスボイスの習得にも効果があります。

④発声時の喉の負担を減らしてくれる

鼻腔共鳴には喉の負担を減らしてくれる効果もあります。
多くの歌い手は響きがあり、よくとおる歌声を出そうとするときに喉に負担をかけた発声方法をすることがあります。
しかし鼻腔共鳴を使えば声量も響きも出せるため、それに伴った喉の負担も軽減することが出来るのです。

鼻腔共鳴の感覚は?

鼻腔共鳴が出来ていると鼻の奥がビリビリと震えるような感覚があります。
しかし、最初からその感覚を感じるのは少し難しいです。

そのため、最初は鼻の少し上を指でつまみながら練習してみてください
指の先に振動を感じるはずです。その感覚が無くならないように気を付けながら練習に取り組みましょう。

鼻腔共鳴のやり方、練習方法

 

①ハミングでハミングで曲を歌ってみる

まず最初に口を閉じたハミングで好きな曲を歌ってみましょう。
曲はなんでも構いませんが、なるべく自分が楽に歌える高さの曲にしましょう。
鼻をつまみながら行い、つまんでいる指にビリビリと振動がきていれば成功です。

②口を開け閉めしながらハミングする

今度はハミングで歌いながら口を開閉してみてください。
この時の発声はすべて「ん~」で行いましょう。
これも鼻をつまみながら練習し、振動があることを確かめながら行いましょう。

③口を開けたハミングで歌ってみる

今度は口を開けた状態で「ん~」から「あ~」に変えて歌ってみましょう。
この時ももちろん鼻をつまみながら行ってください。
ここから難易度が跳ね上がりますが、鼻の振動の感覚を無くさないように練習してみてください。

④ハミングの感覚のまま歌ってみる

最後に鼻の振動を感じたまま歌ってみてください。
これが出来れば鼻腔共鳴の習得は完了です!
慣れるまでしっかりと鼻の振動の感覚を意識しながら練習していきましょう

注意!鼻腔共鳴は鼻声ではない!

鼻腔共鳴は鼻声ではありません。
もちろん鼻声で話しているときは鼻腔共鳴は起こっているのですが、歌で使うのは一般的ではありません。

鼻腔への共鳴はグラデーション

ここからはイメージの話で少し難しいのですが鼻腔共鳴は共鳴させる量を調整できるのです。
例えば鼻腔内への共鳴を100%にすると鼻声になり、口腔内への共鳴を100%にすると潰れた声になります。
グラデーションのように鼻腔への共鳴を70%、口腔への共鳴を30%にしたり、その量を逆にしたりなど共鳴量を調整することで理想の歌声を作り上げていくことが出来ます。

鼻腔共鳴の上手い歌手を真似してみよう

鼻腔共鳴の共鳴量を調整する練習には好きな歌手のモノマネをすることがおすすめです。
共鳴量にはこれといった正解がないため、自分の理想の歌声に合わせて変えていく必要があります。
そのため、自分のなりたい歌声に近い歌手のモノマネをして共鳴量を調整していく練習が効果的です。

久保田利伸

Taka(ワンオクロック)

MISIA

絢香

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